円卓リメイク
直径150cmを超えるとても大きな円形座卓を
幅を落としてダイニングテーブルにリメイクしてほしいとお問い合わせいただきました。
もともとの天板を生かして、脚は新たに作るご提案をいたしました。
パイン系の材種で、仕上がりはうづくり加工にブラウン系の着色がされていて
お客様に了承を得てから、塗装をすべて剝がして改めてうづくり加工いたしました。
あわせてF-chairとF-benchをお求めいただいたので、
材種を合わせるようにテーブルの脚はタモ材です。
着色を剝がすとやはり色味の異なったパイン材が接いでありました。
同じ材種でも色味が違うのはよくあることで、材料を大切に使う観点からも
均一に着色すれば製品としてありだと思います。
(均一に着色するにも技術がいりますが・・・)
今回はあえて色の違いがあるままでクリアのオイル塗装で仕上げました。
(Blockの家具はいつもクリアのオイル塗装です。)
幅で落とした残りの部分で
小さな腰掛け(スツール)も作らせていただきました。
基本的には私どもが作った家具でないといわゆる”つくりかた”が分からないので
修理やリメイクは難しいのが正直なところですが、
今回このような機会をくださってほんとうにありがとうございます。
とても勉強になりました。