2011年 長野県長野市信州新町に設立
北海道旭川での修業を経て、無垢の木を主な材料として家具の製作販売を行っております。
木の素材感を大切にしつつ、家具としての機能・デザインを重視しひとつひとつ丁寧に製作しております。作り手の自己満足にならないよう、お客様の使い心地がいいものでありたいと思います。
シンプルであること。無垢の木の持つ表情を活かし、過度な装飾を行わない。永く使っていただきたいものだからこそ、環境の変化や年を重ねることで手放さなくてはいけなくなるようなものは作らないように、と心がけています。
TVを見たり本を読んだりうとうとしたり
長時間座っていても疲れにくいように、
Blockのソファはちょっと硬めの座り心地です
見た目の綺麗さだけじゃなく、
生活の中のちょっとしたストレスを感じないよう
できる限り機能性の良い金具を使用しています
(ご予算に応じます)
直線に見えるものの中にある、ほんの少しのカーブ
手に触れる部分は面取りをし、角を落としています
全てが使う状況を考えて、細部にまでこだわった職人の心遣いです
無垢の木と一言にいっても、世界中にはたくさんの樹種があります。
Block Atelier furnitureでは、その中でも家具材に向いている以下の樹種を主に使用しています。
ナラ(オーク)
ブナ科/広葉樹 国産材・中国材・ロシア材
全国的に分布しているが、北海道産が質・量ともに有名。黄褐色をしており、重硬で家具材のほか、洋酒の樽、床材、枕木などにも使用される。
アメリカンブラックチェリー
バラ科/広葉樹 北米材
淡い紅褐色から濃い紅褐色。使い込むほどに飴色に変色し、高級感がある。木肌が緻密で、仕上がりが美しいため家具材のほか、住宅材にも使用される。
ブラックウォールナット
クルミ科/広葉樹 北米材
高級感のある色調と木目を持つ材で、古くから高級家具材や工芸用材などに用いられる。チークやマホガニー共に世界三大銘木の一つに数えられる。経年変化で徐々に色が薄くなっていく、珍しい樹種である。
タモ
ブナ科/広葉樹 国産材・中国材・ロシア材
硬質で品質の高い木材であることから、家具材をはじめ住宅材、バットなどのスポーツ用品にも使用される。淡い黄褐色で、年輪が明瞭なため美しい杢を持つのも特徴。
ハードメープル
カエデ科/広葉樹 北米材
木理が美しく、肌目も緻密で光沢がある。材質は重硬で反発性もあり、家具材や楽器・建築材に使用される。やや灰色がかった黄褐色から白色に近い色をしている。
他にも国産材では、楡(ニレ)や椈(ブナ)など・・・北米材の、ホワイトアッシュなどを使うことがあります。
塗装
Block Atelier furniture の家具は基本的にオイルフィニッシュで仕上げています。(オイルフィニッシュ・・・植物性油脂で調合されたオイルを木材表面から浸透させる方法。)
天然のオイルは人や自然に優しく、家具の表面に硬い塗膜を作らないので、木の質感を感じられます。反面、水分に弱く、こぼれた水を長時間放置しておくと輪ジミができてしまうことがあります。ウレタン塗装に比べメンテナンスが容易なので、お手入れをしながら永く使用することができます。
突板合板
突板(つきいた)とは、無垢の木の板を0.3~0.6㎜程の厚さにスライスしたものです。 その突板を積層合板などに張り付けたものを突板合板と呼びます。 Block Atelier furnitureでは、キャビネットなどの背板・側板や、引出しの底板などに突板合板を使用しています。 無垢の木材と比べ軽量で、伸縮も少ないというメリットもあり、限りある資源を大切にするためにも積極的に用いています。
Blockの焼印
ひとつひとつの工程を経て製作した家具に、責任と自信を持って焼印を押しています。 Blockのブランドマークが入った家具を、安心してお使いください。
前澤 雅洋
Maezawa Masahiro
1978年 | 長野県松本市生まれ |
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2001年 | 桑沢デザイン研究所卒業 |
長野県松本市 (有)丸窪にて、主に店舗什器製作に従事 | |
2004年 | 北海道旭川市 (有)インテリア北匠工房にて、主に個人向け家具製作に従事 |
2011年 | 長野県長野市信州新町にて、 Block Atelier furniture 設立 |
2013年〜 | ポリテクセンター長野 外部講師 |
一級家具技能士・職業訓練指導員
[ intermaker matsumoto ] Facebookページ
同世代の職人同士が、お互いの技術・知識・道具を出し合って作るモノ。
それぞれが切磋琢磨して新しいカタチが生まれる活動をしています。
木を使う仕事をしているからこそ、新しい木を残していきたい。
2014年より少しずつ植樹活動をしています。材料として主に使っている広葉樹は、大きく育つまでに何十年何百年とかかります。自分たちの手で植えた木が材料になるのはずーっと先のことですが、大切な樹木を絶やしてしまうことのないよう、大切に育てていきたいと思います。